一戸建てを買おうと考えている方の悩み、それは注文住宅にするか建売にするかだと思います。
実はドラゴンパパは家の購入検討を始めたときには建売、注文などのこだわりは無く、色々と情報を集めましたし、色々と見学に行きました。同じ作業を皆さんもやると思うのですが、結構大変なのと予備知識があると多少は時間の短縮になると思います。
ドラゴンパパが調べたことや感じたことを皆さんに伝えていきたいと思います。これから住宅購入しようとしている方の参考になれば幸いです。
最初にお断りしておきますが、ドラゴンパパは住宅の専門家でもなんでも無い、ただのサラリーマンです。住宅に関する情報はネットを探せば腐る程出てきます、ですがどの記事もどこかの企業やスポンサーがいて書いている記事が多いです。要するに…そういう事です。
私は何にも縛られていない、サラリーマンブロガーですので思ったことをそのまま記事にする事が出来ます。なので多少は参考になるかなと思います。失うものは何もないので、はっきり書きますよー!!
それでは、はじまりはじまり~
目次
建売のメリット
場所と建物がすでに完成している
いたって分かりやすいです。すでに土地と建物がセットになっていますし、家も完成している場合が殆どなので、実際に間取りの確認や土地の周辺の状況が良く分かります。
街並みも出来上がっている事が多いのと、集合分譲になると一斉に入居が始まるのでご近所付き合いも比較的楽だと思います。
値段が比較的安い
パワービルダーと呼ばれるハウスメーカーが同じ図面、同じ材料を使って大量に建築することでコストを大幅に下げることが出来ます。
さらに、キッチンやお風呂等のメーカーも統一することが可能なので数量ボリュームが稼げるのでコストダウンが可能です。
安いに越したことはありませんので、それで気に入れば最高です。
誰もが納得の行く平均的な間取り
建売のターゲットは一般の普通のファミリーを想定して設計されています。なのでよっぽど個性的な要求がない限りは不満がでないと思います。
土地の値段と建物の値段をあわせて2500万~4500万位で値段設定されている場合が多いように感じます。普通の家庭で購入できる金額にあわせて、土地と建物のバランスを保っている感じですかね。
すぐに住める
気に入った物件があれば、すぐに購入して引っ越しすることが出来ます。1ヶ月もあれば購入から引っ越し可能だと思います。
打ち合わせ等も少なく、購入に関しての負荷が少なくて済みます。お子さまがいる家庭などは助かりますよね。
こだわりがない人は楽
とにかく、設備や内装、外装など注文住宅では決めることがたくさんあります。ですが建売はそんな必要はありません。目の前にある物件が欲しいのかどうなのか? それだけです。
めんどくさがりな人には非常に良いですよね。
注文住宅のメリット
とにかく全て自由
間取りも設備も自分好みで設計することが出来ます。趣味の部屋も作れますし、大きな吹き抜けも作れます。壁紙や外壁も好きに作ることが出来るので、出来上がったときの満足度は高いはずです。
土地に合わせて家を作ることが出来る
土地の形が変な形でもそれに合わせて建物を設計することが出来ます。さらに外構も考慮した建物を設計することでトータルで全て自由に設計することが出来ます。
工法にもこだわれる
実は建築方法には色々な工法があります。木造建築や軽量鉄骨住宅、重量鉄骨住宅などです。工法に合わせたハウスメーカーを選ぶことでさらに自分に合った家を作ることが出来ます。
家を造りと言うイベントを味わえる
間取りを考えたり、設備(風呂、キッチン、建具等)、壁紙、照明、外壁、屋根の色まで決めることは盛りだくさんです。
それを楽しめると言う方には毎回の打ち合わせが楽しくてたまらないと思います。時には夫婦で意見が食い違うこともあると思いますが、完成したときは何とも言えない達成感と幸福感があります。
建売の注意点
デメリットはメリットの裏返しがほとんどなのでここでは、注意点を記載したいと思います。
アフターサービスが心配
もちろんきちんとアフターサービスをやっている建売のハウスメーカーもたくさんあります。
ですが、どこぞのメーカーかわからないようなハウスメーカーのアフターサービスは十分すぎるくらい注意した方がよいです。家のトラブルは住んでから起きる場合が殆どです。そのまま泣き寝入りするなんて悲しすぎます。ですのでしっかりとその会社を調査しましょう。衝動買いは禁物です。
やたらと買わそうとする。
今日決めないと売れちゃいますとか、今日買えば100万安くしますとかやたらと煽ってきます。上手いこと言って買わされないようにしましょう。
奥さん! 家電屋さんで掃除機買うのとは次元が違うのですよ、目を覚ましてください。売れちゃったら縁がなかったと思いましょう。まだまだ見てない物件は腐るほどありますから。
とにかく人生で一番冷静な自分であるように言い聞かせましょう。
注文住宅の注意点
予算がぶっ飛ぶ
ついついあれもこれもとなって予算を大幅にオーバーしてしまうパターンです。最初はやりたいことを全部盛り込んだ見積もりを作ってもらって、現実的なところまで削って行きましょう。
どうしても譲れない部分等をは家族で相談して決めましょう。家族全員の想いが入るとよりいっそう良い家になること間違い無しです。
完成する前に契約をする
まだ建物が無いのにお金を払う(正式には契約を結ぶ)必要があります。今までの人生でなかなか無い経験です。
想像して、図面やパース図を見てこれでOKと言わなくてはいけません。出来上がってからイメージと違うということにならないように注意が必要です。
必ず相見積もりをして比べる
大手ハウスメーカーと地元の工務店に同じ間取りを持っていって見積もりしてみたところその値段差は1000万以上。
正直目を疑いました。
全く同じ間取りで工法も同じ木造建築です。大手ハウスメーカーはそのブランドを維持するためにCMや住宅展示場への出店、スポンサー活動など広報活動に莫大な費用を使っています。当然そのお金は購入してくれるお客様から集めたお金です。
自分は何が欲しいのかをもう一度考えましょう。大手のブランドが欲しいのか? 大手の安心感が欲しいのか?
ドラゴンパパは埼玉県北にある、地元の工務店から大きくなったハウスメーカーで建てました。興味のある方は問い合わせフォームから質問してください。こっそり教えます。
最後に
ドラゴンパパは注文住宅で家を建てましたが、条件次第では建売もありだと思います。
世の中では家を買うことは無駄であり、一生賃貸に住む方がお得だという理論があります。
確かにお金の部分だけ考えるとそうかもしれません。ですがこれはもう、申し訳ないですが一生賃貸で良いと言ってる人にはわからないと思いますが高いとか安いとか、お金の無駄とかそういう話じゃないんです。
大切な家族と住む家を買った、そこに思い出がどんどん詰め込まれていく、お金の損得だけでは語れないんです。
これはマンションでも一戸建てでも良いんですが、家族の思い出がつまったものが家であり、それはプライスレスです。
旅行に行くのはお金の無駄だから行かない方が良いと言うのと同じだと思います。高級料理を食べるのとマックの料理どちらを食べてもお腹いっぱいになるからそれで良いじゃんと言うのと同じ感覚だと思います。違うか(笑)
いずれにしても、家族と住む家を買うと言うのはとても夢があり素敵な買い物だとドラゴンパパは思うのでした。
それでは今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。