人生のお役立ち

家は買うべき? 借りるべき? 持ち家 VS 賃貸 結果は70歳まで生きる予定なら賃貸が良さそう。

みなさんども、ドラゴンパパです。

今世間では家を買わずに賃貸に住んだ方がいいと言う意見が出てきています。ドラゴンパパはすでに家を購入しています。どないしよ…

とあるネットの記事を読んでみると。フムフム、ホウホウ、なるほど…

「へぇ~家買うのって人生最大の博打…」

「家の購入はリスクでしかない…」

マジかぁ…結構凹むこと言うなぁ…

「ねぇ…ママ!! 家って買わない方がいいんだって!! だからちょっと家売ってくるわ」ってなるわけないだろ!!

じゃあ買っちまった俺はどうしたらいいんだ? でもそもそもその理論って本当なの?

自分の行動を正当化する為にも調査じゃ、調査じゃ! 大至急自分の行動を正当化するんじゃーーーー!!

絶対に負けられない戦いがここにある!

この先の人生で家は買うべきか借りるべきか論争に巻き込まれたときの為に理論武装を開始する。すでに家を買ってしまった仲間達よ、共に理論武装しようではないか!!ってな訳で、今回は家は買うべきか借りるべきかを考えていきたいと思います。

それでは家を35年ローンで買ったドラゴンパパが全力で伝えます。

この記事の最後で家は買った方が良いと言う結論になっていることを願いながら。どうかな…少し不安。それでは、はじまりはじまり~

カスタマイズ性

賃貸物件に住み続けると言うことは、誰にでも当てはまるような間取りに住むと言うことです。

例えば独身向け、家族向け(大体4人家族を想定)など一般的な間取りになります。

ここで問題が発生します、子どもが4人いたら? 親と同居する場合は? 二世帯住宅にしたい。これらのニーズには賃貸では選択肢が少ないのです。

また、趣味の部屋が欲しいとか広い庭が欲しいと言うのもなかなか賃貸では難しいですよね。一戸建ての賃貸も中にはありますが、選らべるほど充実しているわけではありません。

こうなるとやはり、住宅を購入するしか無いわけですね。

ちなみにドラゴンパパは広い庭が欲しい、吹き抜けの家に住みたい(天井にクルクルまわるファンを付けたい)、という願望があったので家を購入する決断をしました。

生涯コスト

これは単純に比較できません。

都内の一等地に家を買うならそれこそ一億円あっても足りないくらい、郊外であれば3,000万円もあれば家は買えます。

賃貸も同じで都内の一等地であれば、家賃はうん十万円と高額です。

ですがここで、事例を出さないのもあれなので、郊外の駅近一戸建てと郊外の駅近賃貸で比較してみましょう。

郊外の駅近一戸建て

都内までのアクセスが電車で1時間程度の郊外だが、駅までは徒歩10分以内というエリアを想定。

土地は約35~40坪程度で駐車場2台と小さな庭がある。

建売住宅で値段は3280万くらい。

うんうん、ありそうな物件ですよね。

それを変動金利で35年ローン、金利は約0.7%として計算しましょうか。また家のメンテナンスは10年に一度100万円として計算しましょう。

全額ローンだと仮定して、銀行への返済額は36,991,239円です。35年間金利が一定だとしています。

ここは解りやすく3,700万円と言うことにしましょう。そこに5回のメンテナンス代、100万×5回を足すと約4,200万円です。

ですが、今であれば住宅ローン控除が適用されるので10年間は毎年約30万帰ってきます、10年間で約300万が減税されます。

住宅ローン控除は最大4,000万円まで適用され、年末の借入残高の1%を限度に年末調整で減税される制度です。詳しくは税務署等のホームページでご確認ください。

結論としては3,900万円ということにしましょう。

 

郊外駅近賃貸マンションの場合

駅まで徒歩7分程度の3LDK、賃貸マンション。築10年程度としましょうか。家賃は10万円で駐車場は月0.5万円、管理費は月0.5万円。

なので月々11万円の支払いとします。

子どもが独立したあとは、夫婦二人暮らしになるので、1LDKのアパートに引っ越すと仮定して、家賃5万程度で駐車場0.5万円、管理費0.5万円の合計6万円のアパートに引っ越すことにします。

20年間は賃貸マンション、その後はアパートと仮定しましょう。

30歳で家を購入し、日本人の平均寿命を84歳とすると。

34年間はアパートに住むことになります。

賃貸マンションに支払う20年間の家賃は2,640万円。

その後、アパートに支払う家賃は34年間で2,448万円。

合計で、5,088万円です。

計算の結果

70歳で丁度、賃貸暮らしと一戸建て購入で金銭的にイコールになります。

どうですかね、条件は郊外で試算してみましたが長生きする事が可能となった現代では、一生賃貸で生活していくのは少し金銭的にも損する気がしてきます。

安全性

賃金の場合は誰が近所に住んでいるのかと言うのが把握しにくくなります。

入れ替わりも激しいですし、引っ越してきても挨拶回りする人も減りました。そういった意味では、防犯に対しても弱くなります。

マンションや一戸建てでは地域にコミュニティが少なからず存在しますし、引っ越してきたら挨拶回りする人もまだまだ多いです。

やはり借りているという意識と購入して住み続けるという人の気持ちはこういった部分で変わってきます。

また、地域の防犯に対する意識も変わってきて、ママ達は子どもと散歩をしながら、近所を見て回ったり、会ったママと情報交換を行ったりと地域の繋がりが強いです。

これは賃貸住宅ではなかなかここまではいかないのではないでしょうか。

リスク

転勤や転職などで引っ越す必要がある場合のリスクです。

賃貸契約であれば、何も気にせずに新たな場所で物件を探せば良いのでリスクは極めて小さいですよね。

一方購入してしまった場合は、売却するのか貸し出すのかなど決断を迫られてしまいますので、ここはリスクがあります。

ドラゴンパパも国内転勤の可能性はあまりないのですが、海外転勤の可能性は高いのでそのときはどうするか今から考えておく必要があります。うーん、どうしよ…

社会的価値観

こういった事で人を評価する事は本当は良くないのですが、まだ日本では家を購入して一人前と言われたりします。今の若い人からするとこの考え方はナンセンスかも知れませんが、我々の親世代(団塊世代)はこういった考えの方が多いのも事実です。

実際借金をして家を買っているという事実もありますが、銀行からお金を借りる事が出来る信用があるという事、また家を買うための資金をコツコツ貯める事が出来る家族の事を考えているなど、まだまだ家を買うことは社会的評価があるかも知れません。

 

ドラゴンパパは社会的評価が欲しくて買ったわけでは無いのでここはあまり重要な部分ではありませんでしたが、やはり家を買ったという話は色んなところですごいねーと言われます。

子どもにとって

子どもの帰る場所、思い出の場所があると言うのは将来の心の支えになるのでは無いかなと個人的には思っています。

いつでも帰って来ていい場所、子どもにも家族が出来て孫と一緒に帰って来てくれる場所、そんな場所があることはきっと子どもにとってプラスになるのでは無いでしょうか。

老後

老後に持ち家がない場合には家賃を払い続けなくてはなりません。本当に払い続ける事ができますか? 年金制度でもらえる金額も不明確な状態で期待は出来ません。

またパートナーが先に亡くなってしまって、あなた一人が残されたら年金は半分になってしまいますよ。

それでも大丈夫ですか? お金が大丈夫でも老人の一人暮らしを許可してくれるアパートはどれくらいありますか? きっと少ないと思います。借りれなかったらどうしますか? 子どもに泣きつきますか? 子どもがいなかったらどうしますか?

 

また将来、子どもが孫を連れて帰ってくる位しか楽しみが無くなります。その時に子どもと孫が来ても楽しめるスペースはアパートでもありますかね? 泊まって行けますか?

結構厳しい事を書きますが、老後に関しては賃貸は非常に不利だと思います。

まとめ

ドラゴンパパは家を買って良かったです。今回色々と調べて書きましたが、買って後悔はありません。

買わない方が良いと言う人もたくさんいますし、そう言った方の意見もたくさん読みました。納得できる部分もありますが、やはり総合的に判断すると買ったほうが良いと思います。

転勤ばかりの人や将来住みたい場所が決まっている人などは、もちろん購入しないほうが良いと思います。

ですが職も安定していて、子どももいる場合は、5,000万以下の家であれば、金銭的にも賃貸と変わらないと思います。84歳まで頑張って生きるとして。

家は買わない方が良いと言う結果にならなくて本当によかった。人によっこの判断は色々とあると思いますが、ドラゴンパパのライフスタイル、人生では家の購入は間違ってなかったということです。

この記事を読んで、安心しているそこのあなた!今日から運命共同体です。一緒に頑張ってローンを返済していきましょう!!

それでは今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

ABOUT ME
ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
1983年産まれの埼玉県に住む普通の中年サラリーマンです。2児のパパで育児を全力で楽しみながらも大企業で出世を狙う欲深い人間です。ですが出身大学は通称Fランク大学。そんな私がサラリーマン生活で取得したノウハウや育児で困ったことなどを多くの人にシェアしたいと思いブログを開設。本当はブログでお小遣いを稼ぎたいと思っている事は、妻には内緒です。