みなさんども、ドラゴンパパです。
今回の記事は、「切迫早産と診断された場合に悪化させずに入院を回避する方法です。また、1人目の妊娠で切迫早産になったら、2人目の妊娠でも同じように切迫早産になってしまうのか? 」
妻は1人目を妊娠したときに第30週~34第週の1ヶ月切迫早産で入院、さらにその後は妊娠高血圧症候群で38週から出産まで入院しました。
正直1人目の妊娠で心身ともに苦労したドラゴンママ(妻)は2人目が欲しいものの、なかなか前向きに考えることが出来ませんでした。それは、ドラゴンパパも同じです。苦労していた妻を見ていたわけですから、簡単に二人目も欲しいなぁとも言えません。だってあんなに一人目が大変だったら不安になって当然です。
「また、切迫になったらどうしよう」
「また入院になったらどうしよう」 などなど不安はつきません。
夫婦の間では上の子が3歳になって幼稚園に入ったら、2人目を考えてみよう。その時の夫婦の気持ちなども考慮してなどと会話していました。と言うのも1人目の妊活の時に不妊治療で約一年病院に通っていたため、もう一度その治療を開始するかどうかなども視野に入れていました。ですが…今思えば超ラッキーなことが起こります。
目次
突然の妊娠発覚
妻の2人目の妊娠です。1人目のときには排卵誘発やタイミングなど色々とやってもなかなか妊娠できなかったのに、なんと何にも気にせずに自然妊娠しました。
妻は驚きと喜びと不安で、仕事中のドラゴンパパに電話してきたことを今でもはっきりと覚えています。
「もしもし? パパ?」
「何? どうした急に?」
「妊娠した」
「まじで!!! おめでとう!!」
「うん。ありがとう。でもちょっと不安」
「だよねぇ」
「また切迫早産になったらどうしよう」
「今回は上の子もいるしね」
「そうなの…入院とかになったら困るよね。」
「そうだよね。色々と考えてみよう」
「わかった」
「でも、とにかくおめでとうね。楽しみだね」
「うん。頑張ろう」
こんな感じで最初の報告が来ました。
早速ネットで色々と切迫早産に関して調べているとやはり2人目も切迫早産になる可能性は非常に高いとのこと。
そして切迫早産も単純な動きすぎが原因なものと、体質的になりやすい(子宮頚管長が短い)等と原因は様々なようです。
ドラゴンママは1人目のときに犬の散歩などでドラゴンパパと結構歩いたり、家事をやったりと動いていたのが原因だったのかなぁとも思っていました。
なので今回は、自主的に出来るだけ安静にするようにしました。
(今思うと体質的な部分もあったと思います。子宮頚管が短い体質)
とは言っても上の子がいるので、安静になかなかできません。
ドラゴンパパは出来るだけ仕事を定時で上がったりして家事などをやりましたが、結果的には100%の安静は出来ないと言うのが現実です。
定期妊婦検診の壁を越えていく
産婦人科での定期検診で毎回、切迫早産の診断をされるのではないかと緊張していたことを覚えています。
1人目の妊娠では20週で切迫早産の診断、30週で入院を宣告されています。
2人目も同じ状況になると思いきや、2人目は20週の診察では問題なし。
先生も特に何もコメントはなく、夫婦は帰りの車で「もしかして切迫にならずに、このままいけんじゃない?」みたいな会話もあったりしました。
そして…さらに2週間後。
なんと、22週の診察も問題なし。「これいよいよ、平気なんじゃない?」と言う会話に変わってきました。
そして24週の診察に向かいます。
毎回行く前の会話は決まってネガティブで「今回はダメっぽい」「さすがに今回は言われるでしょう」見たいな会話です。
そして遂に先生に呼ばれます、「ご家族の方、お入りください!!」
先生:「切迫早産ですねぇ。自宅で安静に出来ますか?」
パパ:「はい…」
ついに..来てしまった、やはりダメだったか…
先生:「上のお子さんがいるから安静は難しいかな?」
先生:「とりあえずまだ入院管理じゃないから、これ以上進行したら入院です。」
パパ:「はい、わかりました」(とりあえず入院は免れたぞ!…でもついに来たかぁ)
この時の子宮頚管長=2.2mm 入院管理をする病院もある程、ギリギリな数値。
上の子の一時保育園を登録する旅にパパは娘と出かけた
とりあえず次の日の会社はお休みをもらってパパは上の子と一緒に一時保育をやってくれる保育園に登録しに回りました。仕事を長期で休むわけにも行きませんので。
そして無事に3つの一時保育を行ってくれる園に登録しました。
登録できた園の2つは預かり時間が朝8時30分~夕方16時半までとフルタイムで働いてるドラゴンパパには厳しい預かり時間。しかも料金もお昼やおやつ代等含めて1日3,500円程度。これはかなり厳しい出費です。
もう1つの園は時間外保育が可能で朝7時半から夕方18時半まで見てもらえます。料金も1日2,000円なのでまだ経済的も助かります。ですが、家から車で30分程度の距離の為、非効率な動きになってしまい会社で働ける時間は最初の保育園と変わらない感じになってしまいます。
うーん、厳しい…やはりここは、両親に頼るしかなそうです。
おばあちゃんにお願いして来てもらうことに
ドラゴンパパとドラゴンママの親に相談して出産までの期間、上の子の面倒を見に家に来てもらえないかを相談しました。半分ダメもとで相談です。
そして両親と色々調整がありましたが結論だけ書きます。
ドラゴンパパの母親はパートをしていましたがこれをきっかけにパートを辞め、日曜日の夜から水曜日まで泊まり込みで来てくれることになりました。
さらにドラゴンママの母親は水曜日から金曜日まで泊まり込みで来てくれることになりました。
これで平日はおばあちゃんが家にいる状態が作れ、一時保育に入れる必要もなくなり、ドラゴンママも安静な状態が保てます!
家族全員でお腹の赤ちゃんと上の子を守る体制を作ってもらいました。
本当に感謝です。これでドラゴンパパはいつも通り仕事が出来ますし、ママの安静も確保できます。
そして何より上の子が嬉しそう。だっておばあちゃんが毎日いてくれるって最高ですよね!
自宅での安静生活で入院回避
ママはずっと寝たきりの状態でしたが何とか入院を免れ24週から37週まで自宅で過ごすことが出来ました。
切迫早産と宣告されてから、子宮顕官長はずっと2.2mmをキープし続けました。
先生:「かなりちゃんと安静に出来てるみたいですね」
とお褒めの言葉をもらったくらいです。
ですが毎回入院カバンを持って行き、いつでも入院できる準備は整えていました。正直いつでも入院する覚悟は出来ましたね。
妊娠高血圧症候群が原因で入院管理、そして計画出産
37週の段階で妊娠高血圧症候群と診断され入院となってしまいました。そして入院してすぐに促進剤を投与され38週で出産と言う形になりました。
おそらくこの妊娠高血圧症候群での入院指示は半分嘘。まぁ嘘というと聞こえが悪いですが、患者の経済的負担と体調を考慮した先生の粋な判断だったと、ドラゴンパパは思っています。何も理由などがない場合の計画出産は自己負担になってしまいますので。
ですが医師の判断で計画的に分娩が必要と判断された場合には健康保険が適用されます。
なので、きっと本来であれば入院するか微妙な状況の妊娠高血圧症候群だったのですが、入院管理をするといってくれたのだと思います。結果としては切迫早産での入院はしなかったということになります。
・1人目が切迫早産だと二人目の妊娠でも切迫早産になる可能性が高い。
・自宅安静が出来れば入院は回避できる。
・薬を飲んで安静にしてても、とっても元気な赤ちゃんが産まれてくれる。
・一人目切迫早産だった場合は、二人目妊娠がわかった段階から安静にすること。
・切迫早産と診断された時を想定して準備をしておくこと。(なった時の体制など)
最後に
おばあちゃんが泊まり込みでサポートしてくれたことで思わぬ副産物ができました。
それはおばあちゃんと孫の繋がりです。
本当におばあちゃん大好きになりました。昔と違って今はおばあちゃんと一緒に住む家庭は減ってしまいましたが、昔はこんな環境だったんだなと思うと、なんだかとても温かい気持ちになりました。
1人目の妊娠で切迫早産で辛い思いをした方は2人目が欲しいけれど踏みきれなかったりするかと思います。ですが、しっかりと家族全員で安静にする体制が作れれば入院することなく無事に出産まで行けました。
ですので、この記事が2人目の妊娠をどうするか悩んでいる方の励みに少しでもなれば幸いです。