皆さん、どもドラゴンパパです。
皆さんの職場には新入社員さんはいますか?もしかしたら読んでくれている方が新入社員かも知れませんね。頑張っていますか?今回は新入社員さんに対して、ドラゴンパパが感じている良いところ、悪いところを偉そうに(すみません)書くと言う記事です。
ドラゴンパパの会社は自動車関係の部品メーカーで、一部上場企業です。そこに入社した新入社員しか見ていませんので、意見が片寄る可能性があるのと、あくまでも個人的な意見という視点で読んでいただければと思います。
それでは今回は新入社員の良いとこ、悪いとこを係長視点で全力で伝えていきます。
目次
新入社員の良いところ
冷静、客観的
とにかく冷静、悪く言うと冷めている。入社したばかりで右も左も分からないはずなのに、結構会社のダメなところをちゃんと見抜いている。新入社員だった当時の自分と比べると本当にすごいと思います。また、判断を自分の感情で行わないと言うところもかなり評価出来ます。データや客観的に判断できるのは、まさに溢れる情報社会で育ってきたからなせる技なのでしょうか。
ドラゴンパパが新入社員の頃はスマホ等なかったので、データで判断というよりも先輩や上司の言う事を何も考えずにやるということが多かったです。今思うと自分の考えがなかったので良くないですね。
根拠がないと動かない
とにかく何かアクションするときには、自分が納得するまでちゃんと調べたりする。検索がメチャくちゃ早い。過去の成功例などを参考にして出来るだけ失敗しないようにする。ここは団塊世代にも見習って欲しいところ。なんでも自分で調べるという姿勢は素晴らしいです。恐らく検索する事が日常なので本人たちは特に意識している訳ではないと思いますが。
ドラゴンパパが新入社員の頃はとにかく調べると言う行為は殆どしませんでした。会社のパソコンでgoogle検索すると言う文化はなかったです。設計で必要な強度計算式も、大学の教科書を持って来て調べていました。ですが今となっては、強度計算できるサイトが存在し、数値を入れるだけで簡単に数値が求められます。そんなネットの使い方も素晴らしく、新入社員はスピードが速いと感じます。
ライフワークバランスが出来ている
とにかくプライベートを大切に出来る世代。仕事も大切だとわかっていると思うが、どちらかを選べとなったら間違いなくプライベート優先させる人が多そうな印象。まぁその判断も至って冷静だったりするので、検索してベストな判断をしたりする気がする。今までの仕事が一番、何よりも優先と言う時代は完全に終わったんだなと感じます。グローバルな視点で言うと、今までの日本の働き方が異常だったのでやっと世界標準の価値観になってきたのかなと個人的には感じます。
ドラゴンパパの新入社員自体はライフワークバランスという言葉すらありませんでした。ましてや寮に住んでいたので、仕事中心の生活でした。仕事が終わらなければいつまでも残業と言うのが当たり前の生活でした。今では考える事が出来ない生活です。
プレゼンテーションがうまい
大学のゼミ等でやってきたのか、なぜかプレゼンがやたら上手い。上手いと言っても新入社員としてはというレベルではあるが、人前で話すという事に慣れている印象。人前に出るだけで何話しているか訳わかんない人がいる一方で新入社員のこのレベルには結構驚きます。中には資料作成レベルもとても高い人もいたりして、本当に即戦力になるような人材も多いです。
ドラゴンパパはもともと人前で話をすることは好きなので、プレゼンも嫌いではありません。ですが、ドラゴンパパが新入社員の時よりも圧倒的にプレゼンが上手い新入社員が増えています。なので、今の新入社員の皆さんは自信を持って頂きたいです。
悪いところ
とにかくなんでもすぐに調べて答えを導き出す事を優先するので、分からない事を誰かに聞くという事が少ないです。その結果、人と会話するというのが少ない気がします。もちろん話しかければ、答えてくれますが、『先輩これって…』とか『先輩はどう思います?』みたいな会話は殆どな無い印象です。相談相手はまずgoogle先生という感じでしょうか。先輩としてはもうちょっと頼って来て欲しいですね。わかるかなぁ(笑)
なぜかメモを取らない
結構大事な話をしているのですが、メモを取らずにじっとこちらを見て話を聞いています。『はい!!分かりました!』と返事は言いのですが、後日同じような事でつまづいたりします。話を聞くときに全くと言っていい程メモを取りませんね。覚えられる自信があったとしても、メモは取りましょう。話を一生懸命聞いてますというポーズで良いんです。もしこの記事を読んでいる新入社員の方がいて心当たりがあるならば、即改善して欲しいです。
仕事とプライベートの境界があいまい
友達同士の様なメールが来てびっくりします。心を開いてくれたのかな? とか思うんですが、逆に開きすぎだろ!っていうかこれLINEじゃないんだからって突っ込みをいれたくなるようなメールがきます。
例えば、
宛先に名前を書かない。
(笑)←とか使ってくる。
お疲れですとか言ってくる。
マジっすか? とか言ってくる。
結構おじさんたち返信に困ります、なので親しき仲にも礼儀ありを肝に銘じてメールをお願いします。
実は、おじさん達より若い人の方が人間できてる説
これは新入社員に言いたいことではなく、むしろおじさん、おばさん達に言いたい。『最近の若い人達は…』とか言っているおじさん、おばさん(50代後半から60代)こそ本当にどうしようもない人達が多いと個人的には思っています。
電車の中で大きな声で喋る。
電車の中でビール飲む。
電車の中で電話。
歩きタバコ。
これ、全部おじさん、おばさん達やってます。本当に勘弁してくださいっていつも思っています。
新入社員世代のみなさん本当にいい子が多いです。
新入社員に伝えたいこと
ドラゴンパパは新入社員とか中堅社員とか、係長とか、課長とかで括るのは嫌いです。ゆとり世代とか一番嫌いな言葉です。何かとつけて『ゆとり』だと騒ぎ立てます。実際そんなの関係ないです。新入社員の皆さんにはやりたいことにチャレンジして欲しいです。そして、今までの答えを探すと言う作業からステップアップして欲しいと思います。
学生の時の成績は社会人では殆ど関係が無くなります。理由は色々とあると思いますが、ドラゴンパパが思うに学生の時のテストはすべて答えがあるんです。問題を誰かが作ってそれを採点するのですから、必ず答えが存在します。ですが会社の仕事はテストとは全く違います。問題を自分で作って、それを解決していく作業になります。与えられた問題をこなしているだけでは、会社では成功出来ません。会社の問題点を見つけ出し、その答えを自分なりに考えて正解か間違いか分からないけど、正解にするんだと言う気持ちで取り組むのです。
最近の新入社員の皆さんは問題発見力は非常に高いと思いますが、その問題に対する答えをネット等で探そうとしていると思います。その答えはネットにはありません。そしてあったとしてもその答えが皆さんが見つけた問題の答えとも限りません。この力は、今の団塊世代のおっさん達の方が長けています。根拠のない自信と感覚でとにかくやってみると言うパワーはあの人達にはあり、失敗を恐れない精神力もあります。ですがあの世代は勢いだけの部分もあります。そこに若い世代の冷静な分析力が加わればいい組織、いい会社になると思います。
最後に
定年は70歳になるのでは? 定年はなくなるのでは? と世間では騒がれています。いずれにしてもまだまだ先は長いです。一日の活動時間の半分以上を過ごす会社。出来るだけみなさんが楽しく仕事が出来る事を祈っています。楽しく仕事が出来る環境は与えられるものばかりではありません。自ら働きやすく、楽しい環境を作って行くことが大切です。新入社員さんの悪いところで、コミュニケーションが下手と書きました、是非ネット上の付き合いだけでなく様々な人と向き合って、人間臭いコミュニケーションをやってみてください。
それでは、皆さんの会社生活がより有意義な時間になることをお祈りして、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。