皆さんども、ドラゴンパパです。
突然ですが新入社員さんがよく言う台詞を集めてみました。
「思ってたような仕事をやらせてもらえなくて、つまらない」
「まわりが忙しそうで、話しかけにくい」
「まわりが残業してるから、帰りにくい」
「もっとスキルアップしたいのに、こんなんじゃ全然成長できない」
「給料が少なくて、やってられない」
「同じ部署に気が合う人がいない」
「課長と合わないから毎日辛い」
とまぁこれくらいにしておきましょうか。
ドラゴンパパも新入社員時代はありました、今は入社して13年ですからすでに中堅、先輩社員の部類に入ってしまいました。先ほどの新入社員の台詞はドラゴンパパなら共感できるのでは? と言うと確かに共感できる部分はたくさんあります。
やりたい仕事をやりたいし、スキルアップだってしたい。それはいつの時代も変わらない不変的なものだと思います。
今回は、そんなやりたい仕事をやってスキルアップしていく為に、活かせるコミュニケーションを紹介したいと思います。
目次
新入社員のコミュニケーションの問題点
ではなぜ今の新入社員は上司や先輩達から「最近の新入社員は…」と言われる存在になってしまったのでしょうか。
答えは簡単です、コミュニケーション能力に問題があるからです。
この記事を読んでいただいている30代~40代の方にとってコミュニケーションとは単なる会話だけではなく、相手を思いやることだったり、態度や行動なども含めてコミュニケーションと理解しているはずです。
要するに自分の思っていることを伝える能力=伝達能力=コミュニケーション能力と言うわけです。
ですか新入社員の方に良く見られることはただ、会話すればいい、それは雑談とか趣味の話とかで構わないと思っている。
そんな会話を上司や先輩とすれば、自分はコミュニケーションができていると勘違いしているのです。
「そんな人どの世代にだっているだろ!!」 もちろんその通りなのですが、その確率が新入社員の方が多いと言うことです。
ここからは新入社員の愚痴を1つずつ見ていきましょう。
「思ってたような仕事をやらせてもらえなくて、つまらない」
そう言って諦めているのは自分です。
あなたの上司にあなたがやりたいと思っていた仕事を伝えてみたことはありますか。そしてその仕事をやらせてもらうためには何をするべきかを上司に尋ねたことがありますか?
例えば、「私はこの部署で企画の仕事をいつかやりたいと考えています、その時の為に今から準備をしたいのですがどのような準備が必要かアドバイス頂けないでしょうか?」と自分の思いを伝えましょう。
これが自分の意思を伝えるコミュニケーションです。
「みんな残業してるから、帰りにくい」
気持ちはわかります。ですが黙って座っていても仕方がありません。
例えば、「忙しいところすみません、何か私にできるお仕事ありますか?」と聞きましたか?
「今お願いできることは無いかな」と言われれば、新入社員が残業してまでやる仕事ではないということです。
なので「それでは今日は失礼します」と言って潔く帰りましょう。全く悪い印象は残りません。
むしろ好印象です。なにやってんだかわからない状態で席に座っているよりもよっぽど良いです。
これが相手を思うコミュニケーションです。
「忙しそうで話しかけにくい」
忙しそうだから、話しかけるのをやめよう。ではありません。
伝えなければならないことがあるならば、いかに簡潔に相手に伝えるかがポイントです。
例えば、「忙しいところすみません、1分だけ時間もらえますか?」と言って伝えたいことのポイントだけを伝えましょう。
これが効率的コミュニケーションです。
「もっとスキルアップしたいのに、こんなんじゃ全然成長できない」
どういう風にスキルアップしたいのですか?そしてその目標を上司に伝えましたか?
毎日仕事をしていれば勝手にスキルアップすると思ったら大間違いです。自分で頑張ってスキルアップした人に、任せられる仕事があり、そしてまたそこで新しいスキルを身につけると言う連鎖なのです。
能力以上の仕事を任せるとパワハラと言われる時代です。上から力量以上の仕事が落ちてくるとは限りません。そうであれば自ら志願してそのスキルを手に入れに行く必要があり、それを上司に伝える必要があります。
これも自分の考えを伝えるコミュニケーションです。
「給料が少なくて、やってられない」
あなたを評価する人は誰ですか? 上司=人ですよね?
どんなに頑張って成果を出しても、評価をするのが人の時点で間違いなく感情が入ります。本当は入ってはいけないのですがそんなのは無理です。
日頃からコミュニケーションが出来ていて、何か目標をもって業務を行っていて、悩みや相談をしてくる部下が可愛いに決まってます。だからコミュニケーションが給料に繋がるんです。ボーナスの査定も年間の昇給も、昇格も全部人が決めることです。
戦略的コミュニケーションも人事評価の一つにつながると言うことです。
「同じ部署に気が合う人がいない」
仲間がいないと毎日の仕事もつまらないですよね、辛い仕事をやはり一番理解してくれるのは同僚だったりするものです。でもどうして気の合う仲間ができないのでしょうか?
実は新入社員に興味のない人なんていません。どんな人なんだろう? 仕事は出来るのかな? 趣味は何なんだろう? などと周りの人は気にしているはずです。
でも周りはあなたに積極的には話しかけてくる可能性は低いです。なぜならどんな人かわからないから。
新入社員の皆さんは是非自分から少しでも良いので周りに話しかけましょう。ただここで注意しなくてはいけないことがあります。それは自分の話ばかりしすぎないことです。
必ず質問をする事を心がけ、その話に乗りながら話を膨らませましょう。そうすればきっと、自分と気の合う人がきっと見つかるはずです。見つかれば、その人と飲みに行ったりして、さらに交流を深めましょう。
気の合う人を見つけるのは友好的コミュニケーションが必要です。
「課長と合わないから毎日辛い」
良くわかります。合わない上司と一緒に仕事をするのは辛いですよね。
でも仕事は仲良しサークルじゃないんです。別に仲良くする必要は無いんです。何がその上司と合わないのかを分析して、必要最小限の関わりで仕事を進めましょう。
よっぽどでない限りその上司とずーっと一緒に仕事をすることはないはずです。一時期の辛抱だと思って耐えましょう。
ただこれも、上司と何が合わないのかを分析するには多少のコミュニケーションは必要です。自分が嫌だなと思う上司は大抵自分のことも嫌だなと思っているはずです。
人事評価の面でもいいことはないので少しでも改善できるように戦略的なコミュニケーションを使って行きましょう。
まとめ
さて如何でしたでしょうか? 新入社員の皆さんが想像していた通りのコミュニケーションであれば良いのですが、私の周りを見渡すと少し違うコミュニケーションが聞こえてきます。
愚痴や不平、不満を同僚等にしていたり、他部署の先輩に自分の部署のダメなところを自慢してみたりしている新入社員をよく見かけます。本当にもったいないです。
確かにドラゴンパパもそういう気持ちはあります。今も昔もでも、ですが会社のみんながいるようなところでは言いません。
今の新入社員は心の声が、顔や実際に声に出てしまうことがあるのがもったいないです。もう皆さんいい大人なんですから、そこは我慢しましょう。自分の評価が下がるだけで何もいいことないですよ。
またこれを読んでいる、先輩社員の皆さん。まわりにもこんな新入社員はいませんか?もしいたら、本当のコミュニケーションを伝えてあげてください。
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