みなさん、こんにちはドラゴンパパです。
今回は虫嫌いに関してです。異常なまでの虫嫌いは病気だと言う専門家もいるほど深刻で生活に支障をきたすことになります。人間ひとりに対して、数億匹いると言われている虫。私たちが地球上にいる限り虫がいない生活は不可能であり、共存していくしかありません。
ですが子どもの虫嫌いで悩んでいるパパやママが多いのも事実です。子どもが特定の虫だけが極端に嫌がる。虫全般がとにかくダメなパターンなど色々とあると思います。ですが、その原因の殆どが親の原因だと言われたらどうしますか?
そうなんです、虫嫌いの原因は親の態度や教育による影響が大きいと言われています。では親はどのように子どもに対して、虫というものの教育をして行けば良いのでしょうか。今回は、子どもの虫嫌いの原因を実体験を交えて伝えて行きたいと思います。
最近の子どもは虫嫌いが多い?
元保育士の妻に「最近の子どもは虫嫌いが多い?」という質問をしてみました。すると「最近の子どもは虫嫌いが多い」とのこと。そんな元保育士の妻がいうのだから間違いないでしょう。虫嫌いの子どもが多い事実。そこでドラゴンパパは妻にその原因は何が考えられるのか?保育園で何か虫に関する教育をしているのか聞いてみました。
『保育園では虫嫌いにならないように、ダンゴムシとかアリとか見つけても子どもの反応に任せているよ、保育士が気持ち悪いとか、触りたくないとかは絶対に言わないよ。だって何も知らない子どもが先生が虫嫌いって言ったらそうなっちゃうもん。ただ、異常なまでに虫が嫌いな子は大体、親が虫嫌いか間違った教育を受けているパターンだよね…』
親が虫が嫌いでその行動や言動を子どもが見て、親が嫌いな虫は私も嫌いとなってしまうパターン。もう一つは、子どもに対して正しい虫の知識を与えないまま間違った教育をしてしまう問題です。
親の極度の虫嫌いが影響するパターン
実はドラゴンパパの妻は虫が得意ではありません。ですが、それを子どもの前では感じさせない様に振る舞います。元保育士の経験を活かして、子どもが自分が原因で虫嫌いに簡単になることを分かっているので、嫌いな気持ちを我慢して虫に対して、可愛いね、大丈夫だよと言っています。いやーそれが出来ないんだって!!というパパ、ママもいるかも知れません。
だったらこれはどうでしょうか?子どもが虫を発見したら一緒に盛り上がる、嫌な顔や言葉を絶対に出さない、言わない。手で直接触らなくてもいいから盛り上げるんです。渡してきたら、容器や木の棒などで受け取るとかでもいいんです。でも実際これ出来てないパパ、ママが多いのも事実です。ダンゴムシを見つけて、「ママ見てー」 と言って走って持って行ったら『やだー気持ち悪いー、こっち持ってこないでー』こんなこと行ったりしていませんか? もし子どもがこんなこと言われたら、子どもだって虫が嫌いになります。理由は簡単です、ママが嫌いというダンゴムシを嫌いになります。それくらい子どもにとって親の行動や発言は重要なのです。
親の虫に対する教育が影響するパターン
虫は噛み付く、毒を持っていると言って触らせない。触っちゃダメと教育する。そもそもこれは、触っても問題ない虫かどうかを親が判断出来ない事が本質的な原因です。子どもは素直ですから、触ると危険という事がインプットされ、虫を見ると触ってはいけない危険なものと理解してしまいます。
ドラゴンパパの娘は2歳の時から安全な虫は触るし、蜂などの危険な虫には手を出しません。虫に詳しいパパと一緒に公園に行ったら、蟻やダンゴムシ、バッタやトンボ、ザリガニを一緒に探して捕まえます。捕まえたら、子どもにも触らせてあげます。パパが虫が大好きなことを見せつけます。それと同時に危険な虫もきちんと教えます。蜂やムカデ、蛾などのリンプンなどもきちんと教えます。
触っていいかわからないときはパパに聞くんだよ? と教えておくことで始めて見た虫は怖がることもなく、ちゃんと「パパ、この虫さん触ってだいじょうぶ?」と質問してきます。そこですぐに大丈夫だよ、ほらねとパパが捕まえて見せてあげてもいいですし、毛虫などの触ると危険な虫の場合はこれは触っちゃダメだよ、でも見るだけなら大丈夫だよと言って、一緒に観察します。触ると痒くなるから絶対に触っちゃダメだよ、見るだけにしようねと言ったりします。これを繰り返す事で子どもは、始めて見る得体の知れない虫でもパニックにならずに冷静になることが出来ます。
大人の虫嫌いは生活に支障をきたす?
会社の先輩の家でBBQをやるからといって会社のメンバー数人でお邪魔した時の話です。その先輩の家には小学4年生の男の子と小学1年生の女の子がいる家庭でした。夏休みの時期だったので、玄関には昆虫ケースがありました。そのケースを見た瞬間に、これはきっとカブトムシかクワガタだと思い聞くと、ビンゴ!!すかさず見せて欲しいとお願いしました。もちろん虫好きの先輩と息子さんは得意げに見せてくれ、カブトムシ談義で盛り上がりました。
その時に一歩引いてその状況を見守る後輩のAくんがいました。どうやら彼は虫が大嫌いみたいです。よくよく話を聞くとカブトムシも触れないくらいの虫嫌いだそうです。家でゴキブリが出ると大騒ぎで、殺虫剤撒きまくって、掃除機で吸い取るそうです。
30過ぎの男がゴキブリとかカブトムシで大騒ぎするって大変だな...生活に支障きたすなと。彼は都会育ちで、小さい頃から虫取りなどもやったことがないらしく、気づけば虫が嫌い、怖いとなっていたようです。きっと親からきちんと虫に対して教育を受けてこなかったのでしょう。
虫嫌いは人生損する?
極度な虫嫌いはかなり人生を損すると思います。例えば、彼氏が一緒にいるときに、ゴキブリが登場してめっちゃビビってキャーキャー言ってたらどうですか? そんな彼氏絶対に嫌ですよね? 男ならゴキブリはきちんと退治して欲しいですよね。
また、子どもと一緒にゴキブリから逃げるパパって嫌ですよね。でも虫嫌いの子どもが親になると言う事はそういう未来が待っていると言うことです。
そして、それは男の子に限ったことではありません。極度の虫嫌いの女の子でも同じです。公園でデートしていて腰掛けた椅子の上に蟻が登ってきてキャーキャー言ってたらさすがに引きますよね。これは虫嫌いな女の子が大人になった時にこうなる可能性があると言うことです。さすがに、女の子でも引きますよね。
こういったことで人生損すると思うんです。なので虫嫌いはいいんですけど、極度の虫嫌いにはならないように育ててあげるのが親の役目だと思うんです。
まとめ
一度嫌いになってしまうと克服は難しくなっていきます。親の価値観を子どもに押し付け、親の価値観に子どもが染まってしまうことは将来の可能性を奪っているように感じます。是非、この記事を読んでくれたパパ、ママは虫を正しく子どもに教育して欲しいと思います。また、子どもが極度の虫嫌いの場合、嫌いな虫を見てパニックを起こして走り出してしまったりすると、交通事故など思わぬ事故になってしまうことも想像出来ます。
さらにそのまま大人になってしまった場合は、人生損をする場面があるので、出来るだけ子どものうちに克服してあげることが重要です。そして子どもの虫嫌い、動物嫌いは親の影響がとても大きいので、出来るだけ親の価値観を押し付けずに親も正しい知識で子どもに教育するようにすることをオススメします。