イクメン講座

育児と仕事の両立はできるのか。パパは出世を捨てるべき?ママは仕事を辞めるべき?そんな心配はいらないから全力で育児しよう

皆さんは育児と仕事のどちらが大事ですか?天秤にかけたらどちらを優先しますか?

ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
それは比べられないな!!どっちも大事だよ!!でも実際は仕事を優先してしまいそうだなぁ
長女
長女
ぱぱー、早く帰ってきて、一緒に遊ぼうよ
ママ
ママ
子どもが熱出したら家を手伝ってくれたら助かるなぁ
次女
次女
今日も夜泣きするぞぉー

結婚すると自分中心の生活から、夫婦での生活になり、さらに子どもが産まれると子ども中心の生活になっていきます。皆さんはそんな中、仕事に対してどのように向き合っていますか?子どもが産まれる頃って仕事でも大事な時期だったりしますよね?出世とか、立場とか色々と。

今からお伝えすることを理解すれば気持ちよく育児を優先出来る心を持てます。そして、頑張りたいお仕事も頑張れる時に頑張るという新たな価値観を手に入れる事が出来て、気持ちが楽になるはずです。

今しかない小さな子どもの育児期間を中途半端な気持ちでやって、後から後悔しないために全力で伝えます。

子どもが産まれるタイミング

今の時代、多くの人が20代後半~30代のうちに子どもが産まれるのではないでしょうか?

ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
うちは一人目が32歳の時、二人目が35歳の時に誕生しました。至って普通です、はい。

本当はもう少し早く欲しかったのですが、なかなかうまくいかないものですね。

いずれにしても、このタイミングはずらそうと思ってもなかなかずらせないものですし、授かりものですからなかなか計画通りにはいかないものです。

なのでこのタイミングをコントロールする事は意味がなく今ある現実をどうコントロールするかを考えた方がいいのは間違いありません。

仕事での立場と責任

ドラゴンパパの場合、ちょうど一人目が産まれた一年後に主任(いわゆる係長)になりました。仕事でも期待され、そんな期待に応えたいと思うような時期ですね。

ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
さぁこれから、バリバリ働いて、残業して、上司とコミュニケーションを取って出世していくぞー

まさに仕事でもだんだんと大きな結果出していきながら…主任という肩書きをもらい入社12年目でやっと認められたと嬉しくなったのを覚えています。

それこそ独身だったら、仕事のことばかりを考えていたに違いありません。もしかしたら、独身をこじらせていたかも知れません。だって一番仕事が楽しくなる時期でもありますし。

自分で判断できるようになったり、責任ある仕事を任されるようになったりとやっとやりたい事が自分の意思で出来るようになり始める時期でもあります。

ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
とにかく、30代前半は仕事が楽しい!!

家庭をどこまで優先するの?

そんな昇進と出産がほぼ同時に訪れたドラゴンパパでしたが、心境は

ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
よーし仕事も育児も頑張るぞー!!

と言う気持ちでした。

ですが実際はそんなうまくいくわけがありませんでした。大事な打ち合わせの日に子どもが熱を出して病院へ、会社の会議中に子どもの体調が悪いみたいと妻から相談のLINEや電話。

妻も初めての子育てで戸惑うこともあり、辛かったと思います。育児の悩みなども溜まり毎日残業ばかりしている訳にもいきません。もちろん飲み会なんかも、自粛せざるを得ません。妻がそんな状態でそんな気持ちにもならないので、本当に大事な仕事の飲み会以外は行かないようになりました。

とはいえ会社では責任ある仕事を任されているので、定時で帰りますとはなかなか言えずに逃げるように帰った時もありました。まさに板ばさみの状態です。

昔はおじいちゃん、おばあちゃんと同居したりしていた家族が多かったので、パパはいつもどおり仕事をしていたのかも知れません。でも今の核家族の時代なかなか、パパの助けなしに育児をするのはママもしんどいのではないでしょうか。

男は出世を捨てるべきなのか?

ドラゴンパパがその時に考えたことは

ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
もう出世は諦めるしかない。もう俺は主任止まりで良いから毎日定時で帰ろう。

という極端な考えでした。今まで入社してからがむしゃらに働いてきた12年でした(社畜です)ので、定時退勤生活に急にチェンジできるわけがないんです。

この時は本当にどうするべきか悩んでいました。家族の為に働いているんだから、仕事を全力でやるのが当然と言う気持ちと、家族がいてこその仕事なんだから家族を優先するのが当然と言う二つの気持ちです。

でも今の自分から見るとアホですね。そのときの自分に言ってやりたいです。さっさと普通に帰れと。

でもその時の自分には罪悪感のような気持ちとこんな事して職場で自分の居場所がなくなるのでは?という心配が心を支配していましたね。

正直その時は、出世できなくてもいいや、本当に大切なものは家族だと自分に言い聞かせてなんとなく仕事をしていました。今思うと正解なんですが、腹落ちはしていなかったですね。

ですが今言えることは、仕事はまたやれるんです。子どもが落ち着いたら嫌でも仕事できます。だからまたその時にやればいいんです。

ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
育児は子どもが小さい時にしか出来ない

女は仕事を辞めるべきなのか?

ドラゴンパパは男なので、女性の気持ちは100%は理解できませんが、女性も似たような気持ちかも知れません。ですが男と決定的に違うのはママがやるしかないと言う選択の余地がないことです。

なぜなら、育児休暇は1年しか取得できない企業がほとんどだからです。幼稚園までは自分の手で育てたいというママは仕事を辞めるしかないんです。でも1歳から保育園に預けて職場に復帰したいママはどれくらいいるのでしょうか。

一番可愛い1歳~3歳を人に預けるって、辛いと思います。育児で自分の時間が持てなくてストレスが溜まるから預けたいというママもいると思いますが。ドラゴンパパは反対です。(これもまた別の記事で詳しく書いていきますね)

いずれにしても、女性は会社を辞めるべきというよりも、辞めざるを得ないママが多いのでは?と思っています。これは結構きつい現実ですよね。

ママ
ママ
知り合いのママも仕事を辞めてしまう人が多かったわ

それでも育児したい理由

ドラゴンパパには今、3歳と1歳の子どもがいます。(この記事を書いている2019年5月時点)

一人目が産まれた時よりも少しは子どもの事を考えるようになったと思います。まだまだな部分ももちろんありますが。

そして、今思うのは、

ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
仕事も大事だけど、育児をやりたい

3歳になる娘には本当に色々と学ばされました。忘れてた色々なことに子どもは気づかせてくれます。これはきっと育児をやらないと気がつかないことです。たくさんありますので、いくつか紹介します。

ショッピングセンター

ショッピングセンターを歩いていたら急に上を向いて、

長女
長女
パパ見て!お星さま!!

というのです。一緒になってショッピングセンターの天井を見上げるとそこには、吹き抜けのすごく高い天井からたくさんの星の飾りが吊り下げてありました。おそらく、子どもが教えてくれないと絶対に気がつかなったと思います。

犬の散歩

犬の散歩に娘と一緒に行った時のことです。その日はとても天気がよくて、遠くの青空の中に雲がフワフワと浮かんでいたんです。

長女
長女
パパーあの雲まで一緒に行こう!
ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
いやーあの雲まで行くのは難しいなぁ
長女
長女
ママとパパと一緒に行きたい!!雲を食べたらきっと、ペロペロアイス見たいに美味しいよ

もう意味がわからないんですが、想像力ってすごいなぁって感心させられました。

きっと子育てをしている、ママやパパにとってはこんな体験は日常茶飯事だと思うんですが、こんな心が温まる瞬間が毎日溢れています。こんな体験を多くのパパにも是非体験して頂きたいなと思います。

そして、ドラゴンパパはこんな体験は、子どもが大きくなるにつれ出来なくなっていくと思うんです。なので、残された時間を考えると、育児を出来るだけやりたいと思ってしまうんです。

本当に大切なもの

本当に大切なものは、絶対に家族です。これは間違いないです。

絶対に見失ってはいけません。でも実際、時々見失ってしまうんです。

仕事の代わりはいくらでもいます。俺じゃなきゃダメだとか思っている人いたら、それは大きな勘違いです。

子どもにとって、パパの代わりはいない。これこそが本当のことです。見失わないでください。

着替えができなくて、『パパやってー』と甘えてた娘が、自分でできるから『パパあっち行って』と言われた時の複雑な気持ち。

トイレもひとりで出来ると言って、『パパあっち行って』と言われた時の複雑な気持ち。

『お仕事いっちゃヤダー』と言ってたのに、『パパお仕事行ってらっしゃい』と理解出来るようになった時の複雑な気持ち。

こんな事がこれから先どんどん増えて行って、パパに甘える場面は減っていくんだろうなって思うんです。

だから、毎日が大切なんです。あっという間に子どもは親から離れていき自分の世界を作っていきます。それは当たり前のことなんですが、幼い頃の親と一緒の世界で生きる時間をドラゴンパパは大事にしたいです。

春にお花を一緒に見て、『パパ、お花綺麗だね!!』って一緒に見たのがいい思い出になるように。

夏の日の汗ばんた顔と頭で、『パパ、プールで一緒に遊ぼう!!』って遊んだのがいい思い出になるように。

秋の日の夕焼けを見て、『パパ、太陽さん綺麗だね!!』って一緒に見たのがいい思い出になるように。

冬の日の雪が降った日に、『一緒に雪だるま作ろう!!』って雪遊びしたのがいい思い出になるように。

子どもが『パパー』って走って抱きついて来てくれるのはあと何回あるかなと思いながら、毎回ギューッと抱きしめています。

自分で出来る事が増えて、成長する姿を見ることは親として嬉しいですが少し淋しい気持ちにもなります。

でもこの気持ちはきっと育児をしてきたから、強くそう思うんだと思います。子どもとの信頼関係もこの3歳までの期間が本当に大切だと思います。

大事なことなので、もう一度言います。本当に大切なものは家族です。

まとめ

・子どもが産まれるタイミングは仕事が大事な事が殆ど。

・仕事と育児は両立出来ないので諦めて育児をやる。

・仕事の代わりはいるが、パパの代わりは子どもにはいない。

・出世は諦める必要はない、また子どもが成長すれば嫌でも出来る時がくる。

・本当に大切なものは家族で、絶対に見失ってはいけない。

最後に

後悔しない育児を皆さんにお伝えしました。あなたの人生は何の為にありますか?

自分の為だけの人生ですか?子どもが産まれると家族の為に生きるのも悪くないかなとも思います。またそんな価値観が人を大きく成長させ、大きな人間になり、仕事でもきっと役にたつことでしょう。

これを読んでくれた方とそのご家族がより良い人生になることを祈って。この記事を終わりにしたいと思います。

ABOUT ME
ドラゴンパパ
ドラゴンパパ
1983年産まれの埼玉県に住む普通の中年サラリーマンです。2児のパパで育児を全力で楽しみながらも大企業で出世を狙う欲深い人間です。ですが出身大学は通称Fランク大学。そんな私がサラリーマン生活で取得したノウハウや育児で困ったことなどを多くの人にシェアしたいと思いブログを開設。本当はブログでお小遣いを稼ぎたいと思っている事は、妻には内緒です。